検査の目的
心臓の周りを覆う冠動脈をX線で撮影し、血管の狭窄や梗塞の状態から心筋梗塞や狭心症などの症状の発見に役立ちます。腕の静脈に造影剤を投与後、CTスキャンで心臓および冠動脈を撮影、冠動脈の画像をモニターに写し出します。
心臓の周りを覆う冠動脈をX線で撮影し、血管の狭窄や梗塞の状態から心筋梗塞や狭心症などの症状の発見に役立ちます。腕の静脈に造影剤を投与後、CTスキャンで心臓および冠動脈を撮影、冠動脈の画像をモニターに写し出します。
X線撮影された冠動脈は、造影剤の影響により血管の形状を白くくっきり浮かび上がらせます。血管に狭窄や梗塞による血液の詰まりがないかなどを視認するとともに、動脈硬化による心筋梗塞の程度を探ります。
冠動脈を診断する検査として、ほかにも手首や大腿部にカテーテルという細い管を血管に挿入する検査が用いられています。この検査は、多少の痛みをともなうほか、時間もX線CTの約10秒間に比べて長く、約40分~1時間を要します。
心筋梗塞、狭心症など